スマホスタンドについて2つのタイプを比較する
スマホスタンドを買いました。というか買い足しました。
ちょっと長いので目次をおきます。
買ったもの
500円しないくらいのもの。買ったのは下の商品。
今までもスタンドは持っていたのですが、タブレットとスマホとあるのでどちらともスタンドに置きたいなーという時にはどちらかが(というかスマホが)水平に置く感じになってしまっていました。
机などに直置きすると首が疲れることが多いので買い足した次第です。
以前から持っていたのは、こちら。
どちらも縦置き・横置きが可能なものです。スマホスタンドと呼んでいますが、9.7inchのiPadはどちらにも置けました。
タイプが異なるものを買ったので、違いを書き残しておこうと思います。新しく買ったのを新
、以前から持っていたのを古
としておきます。
ざっくりとした違い
表でまとめるとこんな感じです。新
は2カ所で調節可能なので若干わかりにくいですがご了承ください。
項目 | 新 | 古 |
---|---|---|
タップ時の画面揺れ | なし | ちょっと気になる |
角度変更に必要な力 | 小 | 大 |
調節可能な角度範囲 | 0-100度 | 接地面側0-90度 + スマホ面側0-75度くらい |
接地面からの高さ | 0cm | ほぼ0cm-8.5cm(高さ調節で+4cm可能) |
見た感じの頑丈さ | 頑丈そう | ちょっと脆そう |
片手で持ちながらの操作性 | 横幅広くて辛い | 割と楽にできる |
スマホの落ちにくさ | ほぼ落ちない | 角度によっては支えきれなさそう |
縦置きでの充電 | 逆さなら可 | 高さがあれば可 |
設置場所が硬くないときの安定感 | 安定 | 不安定 |
結論としては今までの方がオススメできますね。少しの差ですが。
細かい差異
以降は上の表に書いたことを項目ごとに詳しく書いていきます。
タップ時の画面揺れ
もう片方の手で押さえないとグラグラします。接地面から遠いほど違いが大きくなってきます。
細かい文字を見る時に画面が揺れると結構目が疲れると思います。しかし、ビデオなどを見るくらいであればほとんど気になりません。
古
はスマホの置くところが接地面と同じなので、全く揺れませんが、新
の方は高さが調節可能で、もっとも低いところであれば、かなりグラつきは抑えることはできますが、画面の角度が急になりあまり実用的ではないと思います。
新
を使うのであれば、多少のグラつきは承知の上であった方がいいでしょう。
角度変更に必要な力
角度を変えたいと思った時にスタンドを両手で持って開いたり閉じたりしようとするときの力のことです。
古
の方はそんなに力をかける必要はないのですが、新
の方は結構な力が要ります。特に高さを高い方から低い方にするときは、かなりの力を加えないと戻らないです。最初は壊れるかと思いました。
慣れるとそれほど力が要るとは感じなくなってくるので、あまり気にしないでもいいとは思います。
調節可能な角度範囲
古
の方は普通に使うのなら十分なくらいの範囲です。角度調節は10段階ほどあり、最大まで広げると結構角度が広いと感じます。実用性は皆無ですが、スマホを垂直に設置することもできます。角度調節箇所が1つだけなのも、調節が簡単という面で見れば十分メリットです。
新
の方は、設置面側の角度調節が実質4段階ほどしかできない仕様です。スマホ面側の角度調節は6段階あります。掛け算で24段階にできるわけではなく、組み合わせ次第ではスマホが設置できないこともあります。
これらのことから、角度範囲のことだけ見れば古
の方が優れていると思います。
接地面からの高さ
高いと目線を下に向け続ける必要がなくなって目の疲れが軽減される気がします。一方で高くなると重心が高くなり接地面が広くないと不安定になります。トレードオフな関係なので、その辺を承知の上で選んだ方が良さそうです。
新
の方は高さ調節が可能ですが、個人的にはだいたい低い方で使ってます。高い方ではiPadを載せると(当たり前ですが)かなり不安定になります。コントローラーを持ってのゲームプレイなどならあまり問題はないと思いますが、コントローラーは手持ちにないので試していません。
古
の方も下に何か置けば高くはなりますがあんまりしたことはありません。このままでも十分使えます。
見た感じの頑丈さ
新
は可動部が多いせいで、どうも脆そうな印象を受けています。あまり何回も角度を変えたくない感じです。とはいえとりあえず元気に動いているので大丈夫だとは思います。
古
の方は結構長いこと使っていますが壊れる様子は全くありません。ただ気持ち最大角度が広がっているような気もするので、そこだけ気になっています。問題はありません。
片手で持ちながらの操作性
新
の方は、意外と片手で持ちやすかったです。気楽に使えて、そのままいったん置く時も楽。ただ画面が大きいスマホでは画面の上の方は届かないことはありそうです。普段の持ち方にも寄りますが小指の負担が非常に軽減されそうです。
古
の方はスマホと一緒に片手で持とうとはあまり考えられません。幅が広くてスタンドの余分な幅の分が持ちづらいためです。使えないこともない、という程度ですね。
スマホの落ちにくさ
新
は、接地面からの高さの項でも述べましたが、高くすると結構落ちやすくなります、スタンドを別の場所に移動させようとするだけで落ちるんじゃないかとヒヤヒヤします。iPadを載せると非常に顕著です。スマホだと少しは安心できますがそれでも若干怪しいです。
古
は、接地面と同じ高さなので、後ろから手前の方にものや手をひっかけない限りはそうそう落ちないと思います。
どちらにしろ、スタンドにスマホなどを載せて動かすときは、指でスマホを抑えつつ移動させるようにすれば、移動時の脱落は軽減できると思います。
縦置きでの充電
新
なら余裕でできます。スマホ下側中央には空間ができるので、コネクタのせいで置けないということは起こらないと思います。コネクタ位置がおかしなことになっていない限りは普通に充電しながらスタンドを使用できます。
古
はスマホ下側の中央には空間ができません。したがって逆さにしない限りは充電しながら使用できません。縦画面のときに逆さにできるかどうかは、端末によるところがあるのでこれは端末が逆さ縦画面に対応していることを祈るほかありません。
設置場所が硬くないときの安定感
クッションの上などで置く時の安定感のことです。大体は安定しなくなりますが、この2タイプでは結構差があるので書いておくことにしました。
新
はよほど平たくないと使用は難しいと思います。高くしている場合はなおさら無理です。おとなしく手で持つなどするしかなさそうです。
古
の方は、なんとか置けそうな感じです。幅がある分安定することが多いです。
まあ普通こんな場所に置くことは想定してないので多少無理でも十分許容できます。
総合してみると
やはり古
の方がいいですね〜。値段が2倍くらいだったので当たり前かもしれませんが。角度可変箇所が2つの1000円台のものはもっと使いやすいのかもしれないません。これが壊れたら買ってみるとしましょう。
今まで書いてきた2つのタイプ以外にもアーム型のスマホスタンドもありますが、あのタイプは設置した後の移動が面倒なので、私の利用の仕方としてはあまり適していないため、まだ買ったことがありません。こういうタイプのもの↓
机の端などに挟み込むので、iPadなどのタブレット機器は支えられるか不安ですが、一応対応しているようです。値段もそう違わないので、1つくらいはあってもいいかなと思いますね。
長々と比べてみましたが、やはり古
の方がいいかなと思います。
以上です。